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アップセット鍛造について

アプセット鍛造用語はここでチェック!〜用語集〜

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アプセット鍛造 用語集

この用語集は鍛造関連専門書を“参考”にはしておりますが、基本的には
(株)ミヤジマ 社長 宮嶋誠一郎の浅学にもとづいた“オリジナル解説”となっております。

もし疑問点や誤りがございましたら、お手数ですが『お問合わせ』のページからご指摘
いただきますようお願いいたします。

         

A〜E F〜J K〜O P〜T U〜Z

あ行

アプセット鍛造(あぷせっとたんぞう)
upset forging:鍛造の工法のひとつで、材料を軸方向につぶして高さを低くし、直径(断面積)を大きくする成形方法です。この時のメタルフローは玉ネギを縦に切った時のような模様になっています。
 詳しくは・・・ →アプセット鍛造とは
お釈迦(おしゃか)
よく不良品をつくってしまうことを「お釈迦をつくる」とか「お釈迦にする」と言うことがあります。なぜ尊いお釈迦様を「不良品」呼ばわりするのでしょうか?これは「鋳造」の世界から来ているという説があります。仏像は銅などの金属を溶かして型に流し込んでつくる、いわゆる「鋳造」でつくられることが多いのですが、大日如来や阿弥陀如来などの仏像には、背後に「光背(こうはい)」といって放射状の光や火焔をかたどった飾りがつけられます。しかしこの複雑な形状に溶けた金属をうまく流し込むことは意外に難しく、しばしば綺麗な形に仕上がらず不良品となり、結局は「光背」のない仏像本体だけのものが出来あがってしまいます。その姿が「お釈迦様」のようなので「お釈迦をつくる」といわれるようになったのだそうです。

か行

キロ単価(きろたんか)
牛肉で「グラム500円」というと、なぜか「100gあたりの単価が500円」という意味をもち、「グラム」=「100g」という常識化がなされていることはすごい!・・・と全然関係ない話ですが、鍛造品でいう「キロ単価」とは、その名の通り「1kgあたりの単価」です。しかし牛肉と鍛造品の大きな違いは、牛肉では「グラム単価」が高いと喜ばれるのですが、鍛造品では「キロ単価」が高いことは“悪”とされることが多いのです(@_@;) これは特に大企業の購買マンの方に多い傾向なのですが、手間ヒマかけて非常に難しい(ある意味高級な)鍛造品を作ると、当然「キロ単価」は高くなるのですが、エクセルで「購入素材キロ単価表」などを作られると「なぜこの品物だけ高いの?他の製品と同レベルにしてください!」という値下げ要求を受けるのです。それならば、わざわざ手間をかけてムダの少ない鍛造品を作らねばよかった・・・となってしまいます。これでは日本のものづくりのレベル低下、マインド低下を招いてしまいます。私たち鍛造メーカは「価値の分かる購買マンさん」が一人でも増えることを願っています。
削り出し(けずりだし)
ゴルフのパターに「削り出し品」といって非常に高価な品物がありますが、要はごっつい金属の塊から旋盤やマシニングセンタという機械でゴリゴリ削って作った品物のことです。如何にも“高級品”というイメージがありますが、ものづくりの世界においては「削り出し」ほど勿体ないものはありません。地球の貴重な金属資源をたくさん使い(材料屋さんとスクラップ屋さんは喜びますが)、長い時間と手間をかけて削ってつくるという製造方法は、コストが高くつくことはもちろんですが、環境にも非常によくない製法です。

さ行

た行

鍛造(たんぞう)
「金:かねへん」に「段:だん」と書いて「鍛」、すなわち「段違いに強い金属を造る」のが「鍛造」です。その字のごとく「鍛(きた)えて造る」、すなわち金属を叩いて(もしくは高い圧力をかけて)成形することで、金属内部の組織が緻密になり、硬くて折れにくい、強い組織ができます。その代表選手が日本刀です。よく「ちゅうぞう(鋳造)」と読み間違えられるのですが、まったく違う作り方ですので、このサイトをご覧いただいた方は今後絶対に読み間違えされませんようお願いいたしますm(_ _)m
鍛造三悪(たんぞうさんあく)
鍛造品において、絶対にあってはならない3つの不良のことで、@異材、Aオーバーヒート、B工程とびのことを言います。Bを「疵(きず)」とする文献もありますが、なぜ特に「鍛造三悪」と呼ぶかの本来の理由が“目で見てわからない致命的な不良”であることを考えると、前者が適切であると考えます。@異材=材質違い→部品本来の強度が出ない→事故につながる、Aオーバーヒート=鍛造しやすいように軟らかくするために焼き過ぎる→組織が粗くなるもしくは溶ける→ボロボロの組織となったり、内部に空洞の欠陥ができる→割れたり折れたりして事故につながる、B工程とび=指定された熱処理などが実施されないままとばされて次工程に流れる→本来の強度が出ない→事故につながる。こういうように「鍛造三悪」は人命を奪ったり会社を潰すほどの事故につながるので一切の妥協は許されず、絶対に避けねばならないものです。
鋳造(ちゅうぞう)
「金:かねへん」に「寿:ことぶき」と書いて「鋳」。大変めでたい名前の金属成形法が「鋳造(ちゅうぞう)」です。鋳造は金属を高温に加熱して“溶かして”型の中に流し込み、冷えて固めて造る工法ですが、古来より仏像やお寺の鐘などはこの工法で造られてきたため「寿」という字が使われたのでしょうか?金属を溶かして流し込んで作るため、強度は鍛造には及ばないものの非常に複雑な形状にも対応でき、また良い音色がしたり、振動を吸収するなどの特徴も持っています。

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ま行

や行

ら行

わ行

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